製品

天然ペプチドだし

標準価格:3,600円(税込)

天然だしの歴史
「一尾の魚をまるごと食べたら天寿を全うすることができる全栄養がある。一尾を丸ごと利用する、それがお前の仕事だ。」という父親の遺言を守って、昭和23 年に下関の「魚水」というフグ屋さんが試行錯誤を始めたのがこの製品の開発への原点でした。
脂肪分とたんぱく質を化学処理せずに分離すること、低分子(ペプチド)化すること、そして製造過程で廃棄物や汚染水などを出さないこと、最先端のこうした発想の実現は困難を極め、製品の完成は実に40 年がかり、昭和62年にようやくできあがりました。

製造の過程
1. 船が入港してすぐに小さいイワシを会社に運び、大きな釜のような装置に入れて圧力をかけて煮る。
2. 圧力を上げたり下げたりしながら繰り返して煮ると細胞が壊れて中のエキスが出て来る。(取り出したエキス汁は牛乳のように真っ白。)
3. イワシは強い酵素を持っており油の酸化が早いので、1~2日置いておくと嫌な臭いがしてくる。
4.「限外ろ過装置」で非常に微細な目の膜にエキスを透過させる。
5. エキスの中に点在していた油の微粒子がきれいに除去され、黄金色の澄んだエキスになり、何日置いても嫌な臭いがしない。
この段階でタンパク質はぺプチド(ペプタイド)の状態になっているので、消化に良く生活習慣病の予防効果も期待できる。
また魚アレルギーの人も安心して飲める。カルシウム・マグネシウム・リンなどの無機質も豊富に含んでいる。
6.「逆浸透膜(RO)」を使って20~30度の低い温度で水分を抜いて乾燥・濃縮する。(真空冷凍や加熱乾燥は成分が不活性化するので適さない。)
7. 同様にして抽出したカツオ、昆布、椎茸、無臭ニンニク・澱粉を加える。この時化学合成添加物は一切加えない。

天然ペプチドだしの特長
・無塩で料理の味を引き出します。
・浸透性が高く、味しみがよくなります。
・脂質がほとんど含まれていませんので、料理が冷めても、また再加熱しても味の劣化がありません。
・常温で長期保存ができます。 ◇たんぱく質アレルギーの方でも安心して使って頂いています。

ペプチドについて
アミノ酸が50個以上結合したものがタンパク質で、アミノ酸が2〜50個結合したものがペプチドです。
タンパク質は大きすぎて腸管に吸収しにくく、アミノ酸のみだと1個ずつ吸収され時間がかかるのに対して、ペプチドは数個まとめて効率良く体内に吸収されます。

名称・原材料等
 名称  魚介・野菜エキス加工品
 原材料名  澱粉分解物(国内製造)、イワシ、カツオ、昆布、椎茸、無臭にんにく(国産)
 内容量  500g
 保存方法  高温・多湿および直射日光を避け、常温保存
 販売者  ボタニック・ラボラトリー株式会社

「私たちの身体は、食べたものでできている」これは、私たちボタニック・ラボラトリーが提唱する正常分子栄養学の基本的な考え方です。この考え方に基づき、長年、病に苦しむ患者さんの栄養指導をはじめ、一人でも多くの人が健康で、長生きできるようにサポートを行ってまいりました。健康な身体は、健全な代謝から生まれます。健全な代謝には、摂取する栄養の質と量が深く関わっています。皆さまの健康長寿な人生を後押しするために、栄養の大切さをお伝えしていくこと。それが私たちの原点です。